透明封筒ができるまで｜パックジャパン

透明封筒ができるまでの工程をご存知ですか？
ここでは透明封筒ができるまでの工程を写真付きでお届けするので、
工場見学の気分でお楽しみください♪

上記の写真は、透明封筒のもとである「原反（OPPフィルムのロール）」です。
食品用ラップの芯のような紙管に、2,000mもある長いフィルムが巻き付いています。

この長さはフィルムの厚みによって異なり、4,000mもの長さがある原反も。
人間の歩く速度は平均で時速4km。伸ばした原反の上を歩ききるには、１時間かかるという計算になります。
どれほど長いものか想像していただけたでしょうか？

透明封筒を作る際には、

大きな袋→大きな原反
小さな袋→小さな原反
を用意します。

ここで重要なのが「原反の大きさ＝ロールを立てたときの高さ」ということ。同じサイズの原反ロールを材料として、さまざまなサイズの袋を作ることはできません。

原反一本で作れる袋の数は【2,000ｍ÷袋の横幅】。
小さい袋のために大きな原反を使うと、”袋のタテより長い余った部分”がまるごと無駄になってしまうのです。この余った部分を捨てるのは非常にもったいないので、袋のサイズに合わせたちょうど良い大きさの原反が必要になります。

★パックジャパンでは、あらゆる厚み・あらゆる幅の原反を常時1,000本以上保有しています。
オーダーメイドや大量発注時も、すぐに加工できるよう準備は万端です。

こちらは、透明封筒用の全面クリアなOPPフィルム原反です。

こちらは、印刷加工した原反が製袋機にセットされた状態です。

半分に折ったフィルムは、折れ目側が底となります。

開口部側にテープを付けて、テープ付透明封筒に加工しています。

袋状に加工された透明封筒が、ラインから100枚ずつ排出されてきます。

次々と排出される100枚の透明封筒の束を受け取り、重ねていきます。

【100枚の透明封筒の束×10セット】でクラフト包装を行います。熟練のスタッフが目を光らせて、折れや曲がりに気を付けながらキッチリと角をそろえます。
薄い透明封筒の角を揃えて美しく包むのは職人技！腕の見せどころです。

これで透明封筒の1,000枚クラフト包装が完成です！
角がビシッと揃った美しい仕上がりを、ぜひご覧ください。