4.原反取り切り(経済ロット)

同じ厚さ・幅の長いフィルムを、一定の長さ紙菅に巻きつけたもの、これを原反といいます。
原反一本は、厚みにもよりますが、大体2,000m巻きとなっています。

ロール状の原反

透明封筒やOPPシート等は、この原反をカット・加工して作られており、製作する商品のサイズによって、製造できる製品の枚数は変わってきます。原反一本からとれる最大製品数は、(ロールの長さ)を(製造する商品一枚分の横幅)で割った数となります。
原反をまるごと御利用いただくという点で材料を無駄にすることなく製品にすることが出来ます。

このように、原反一本単位でお得にご注文いただける方法を
「原反取り切り」または「経済ロット」と呼びます。

同じサイズの袋を使い続けるお客様には、この原反取り切りの単位でご購入いただくと、製品をお安くご提供できる場合があります。ただし、ご購入の際は数量出来高払いとし、発注いただいた経済ロットで出来た製品全てをお買取していただくことになります。ご注文の際、大体の予想枚数をお伝えすることが出来ますが、事前に予想した枚数と実際の仕上がり枚数に誤差が生じることもございますので、ご了承ください。

お支払金額=単価×仕上がり枚数の合計金額 となります。

具体例

弊社の原反は厚みにより巻きの長さが違います。

#25(やや薄め) 4,000m巻き
#30(標準)   
#40(厚口)   
#50(特厚)   
#60(超特厚)
2,000m巻き
【仕上がり予定枚数の算出例】

#30(標準)でA4サイズ袋(縦310×幅225×フタ40mm)を製作する場合

2,000m ÷ 225mm(ヨコの長さ)× 98%(製造段階のロス率2%と仮定)=8,710枚

仕上がりの予定枚数は8,710枚です。